【児童発達支援事業】

すきっぷ

『10年に1度の大雪』が降り、すきっぷのテラスにも60センチ程の雪が積もりました。お仕事に行かれたり、送迎をしてくれているお家の方はひやひやでしたが、こども達は大喜び!雪合戦をしたり、雪だるまを作ったり、かまくらを作ったり…。たっぷり遊んだあとは、みんなで足湯に浸かってほっこりしました。


『節分』のストーリーで取り組んだ活動では、運動遊びの前に工作遊びとして運動遊びで使う鬼を作るところから始めました。いつもと違う流れだったので、朝の会では「今日はいつもと違うから『今日の予定』をよく聞いていてね。」と注意喚起をすることで、興味を持って予定のお知らせをよく見聞きすることができました。お部屋を移動する際には「今日はこっちやろ」とみんなに知らせてくれる子や、「運動遊びが先がいい!」と分かっているけど…という気持ちを発信している子もおられました。でも、いざ工作遊びの説明が始まると「運動遊びの準備が間に合わないの!みんな、運動遊びで使う鬼を作るの手伝ってー!」とカラフルな鬼の材料を見て、「私はこれが作りたい!」と興味を持って作っていくことができておられました。


運動遊びは3コーナーを好きな順に挑戦しそれぞれの『鬼退治』をクリアするとスペシャル豆がもらえる設定で、サーキット遊びのように流れがはっきりと決まっていいない自由度の高い設定でした。「どのコーナーから行こうかな?」と迷っている子や同じコーナーばかりに行っている子もおられましたが、お友だちの楽しそうな笑い声ややりとりの声を聞いて他のコーナーにも興味を持って向かえたり、「こっちにおいでよ」とコーナー職員やお友だちに誘ってもらうことでどのコーナーにも挑戦することができておられました。

 

①段ボール鬼コーナー

②ふうせん鬼コーナー

③ペットボトル鬼コーナー


『いつもと一緒』が分かりやすくて安心する方も多いですが、『いつもと違う』は生活のあらゆる場面で起こりえることですよね。楽しい活動の中で『いつもと違う』をあえて取り入れることで、「いつもと違うけど、これも楽しいやん。」「いつもと違っても大丈夫やん。」ということが経験できるよう、すきっぷではいろいろな活動を組み替えてプログラムの計画をしています。