福知山市児童発達支援センターすきっぷ

すきっぷ

【放課後等デイサービス事業】

すきっぷの遊戯室は天井からスイングやネットを吊るすことができ、滑り台やランポリン等の遊具もたくさんあって、すきっぷに来ると「運動遊び(遊戯室)開けて~♪」といろんな遊具で遊ぶのを楽しみに来られる方も多くおられます。

身体を使った活動は多いですが、『グループ活動』がメインの週にはカードゲームやボードゲーム等の様々なアナログゲームを使って活動をしています。

男の子2人で活動したグループは『みちのカード』というゲームをしました。同じ色の道を繋げていくゲームで、信号機はセットで置かないと通れない・怖い犬は飼い主がいないと通れない等のルールがあります。手札が先に無くなった人の勝ちですが、次の道へ繋ぐ(カードを減らす)ためには協力して道を繋げる必要もあり、「犬がいるから通れないな…」と呟いてみる等の作戦を立てたり、「しょうがない…これで通すか」と駆け引きをしたりと、いろいろなやりとりがみられました。

気の合う4人で活動したグループはホワイトボードを使って『連想ゲーム』をしました。『運動遊びに使う遊具でみんなが一番好きなものといえば』というお題では、「やっぱりあれやろ!」と自分の思いはもちろん、『答えを合わせる』ということも意識して「俺は違うけどみんなはそうかな」と相手に合わせて答えを書く方もおられました。お友だちが出題する際には『僕の好きな恐竜といえば』『私の好きなおもちゃといえば』というお題に「いつもあれしてるもんな」とお友だちのことを考えて答えを出し、正解した時にはとっても嬉しそうにお友だち同士で笑い合っておられる姿もありました。

活動でやりとりを楽しんだ後の自由遊びでは「次はあれしよう」とお友だち同士で誘い合って遊んでおられる姿も多くみられ、『グループ活動』では2~4人の少ない人数で、グループメンバーの興味にあった内容の活動を通し、お友だちとのやりとりの楽しさやルールのあるゲームの楽しさ(ルールを守って遊ぶことの楽しさ)を感じられること・自分の思いの伝え方や相手の思いを感じる機会になることをねらって活動しています。