福知山市児童発達支援センターすきっぷ

すきっぷ

【放課後等デイサービス事業】

放課後等デイサービス事業では、その日のメインとなる活動を週毎で『サーキット(運動遊び)』『コーナー遊び』『グループ活動』『スペシャルウィーク』の4つのパターンに分け、取り組んでいます。

月に1度のスペシャルウィークを「今月のスペシャルは何するの?」と楽しみにしている子どもたち。4月は「新年度パーティー」、5月は「マジック」をテーマに活動しました。

そして6月は『梅雨をぶっとばせ!大きなホールでミニ運動会!』ということで、2階のホールを使ってチーム対抗のレクリエーションをしました。

曜日によっては、高学年児童2名がチーム分けを行い、みんなで一致団結「がんばるぞ!エイエイオー!」と声を出してスタートです。

手つなぎドリブルでは、チームのみんなが手をつないで輪になりその中からボールを出さないように進まなければなりません。時間内にたくさん運ぶのですが、輪から出にくい大きなボールは点数が低く、強く蹴ると転がって輪から出てしまう小さなボールは点数が高くなっているので、自分たちチームの力量・相手チームの様子などいろいろな判断も必要となります。


フープ送りでは、チームで手をつないで1列になり手を放さずに早くたくさんのフープを通したチームが勝ちです。つないだままの手をうまく使ったり、「足!足!足を入れなよ!」など自然と声に出し言葉にして下級生をリードするお兄さんお姉さんの姿も見られました。


最後はしっぽ取り。思い切り走り回っての勝負!相手チームのしっぽを取りますが取られた人は陣地に戻ってまた新しいしっぽをつけてもらってゲームに戻るので時間いっぱい全員が参加。曜日によっては足の速い高学年の児童は長いしっぽ、低学年の児童は短いしっぽ、そして長いしっぽは得点が5点、短いのは3点と
点数にも差をつけました。最後は各チームで得点の計算。算数の得意な児童が早くに暗算してくれ「早っ!すごいなぁ!」と皆に注目されて照れるといったほほえましい様子もありました。

スタッフが競技の合間に「さすがチームリーダー!」「チームみんなで頑張ってるね」「小さい子にやさしくしてくれてありがとう」「優しく教えてもらえてよかったね」とたくさん褒める機会もありました。
競技を終えて「楽しかった」「もっとしたかった」と勝敗にとらわれず満足な児童もあれば、悔し涙を流す児童もあり…それでも崩れた気持ちを引きずることなく、みんなの成長を感じた6月のスペシャルウィークでした。