福知山市児童発達支援センターすきっぷ

すきっぷ

【児童発達支援事業】

今週は『避難訓練週間』でした。

今回は火事が起こった設定で、まずはイラストを見ながら逃げる時のお約束について話をします。「今日は避難訓練をします」と伝え、火事のイラストを見せた途端、「走ったらアカン!」「口押さえるんやで!」と園やご家庭で見聞きしたことをよく覚えていて、みなさん口々にお約束を教えてくれました。

「煙を吸わないように口を覆って避難する」「走らない」等、一つずつイラストを見ながら動作の確認をした後はいよいよ避難開始。放送係の職員の話をよく聞き、避難場所へみんなで移動します。この時、やっぱり一番に動き出してくれるのは年長のお兄さん・お姉さん達でした。口を覆って静かに歩き出した年長さんの姿を見て、年下のお友だちも後に続きます。点呼の際にはお返事ができないお友だちの姿に気付き、咄嗟にお友だちの手を取って『ここにいるよ!大丈夫!』と言うかのように手を挙げさせてくれたお姉さんもおられ、全員が無事に避難することができました。

今後も定期的に避難訓練を実施すると共に、防災に努めてまいりたいと思います。

 

避難訓練が終わった後はお待ちかねの活動の時間です♪

5月の活動のねらいは『手指操作』 様々な活動に取り組んでいきます。

運動遊びでは顔が濡れて元気がなくなったアンパンマンに、おいしいフルーツを届けました。アンパンマンの所まで乗り物に乗って向かいます。キャスター付きのボードに乗って職員が引っ張るロープを『ぎゅっと握る手指』。タオルケットのソリに乗って振り落とされないように『しっかり掴まる手指』。棚の上の高い所にいるアンパンマンにフルーツを届けるためにボックスを上り『身体を支えるためについた手指』…。全身を使った遊びの中で、いろんな手指操作に挑戦しました。

静の活動ではおもちゃを使って『手指操作』に取り組みました。

  

ビー玉を入れると「カコン♪」と音を立てて落ちていくクーゲルバーンのおもちゃは、その音や動きがおもしろくて何度もビー玉を『摘まんでいれる手指』。ペットボトル人形の口にペットボトルキャップを食べさせてあげるプットインのおもちゃは『摘まんで押し込む手指』…。

お兄さん・お姉さん達のグループは『摘まむ』だけでなく、バランスゲームのおもちゃを使い『そっと置く』『バランスよく積む』という要素をプラスし、さらに『順番に置く』『勝敗やルールのある遊び』といった要素も取り入れて遊びました。